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サクソンは日本に舞い降りた、暴走ライブパート2 [---- Live Report]

そしてやってきた渋谷O-East。
もぉー、季節がら体調よれよれのワシ。
仕事だったら休んでるトコだけど、いや実際にこの日は以前から根回しして休みを取ってたんだけど、ホントにへろへろ。
おまけに4月なのに夏日!!
強烈な日差し!!
ってことで、間際まで屋内で寝て過ごして体力を温存し、外出後は免疫を低下させる紫外線を避けるために、帽子を目深に被って日陰を探して歩く吸血鬼のようなワシであった。

会場に着くと、黒い人たちがいっぱい!!
さすがにこの暑さ、レザー着てる人はほとんど見かけなかったけど、デニム着用率高し。
Gジャンにメタルワッペンってのが基本ですか?
これが冬だったら、皮の匂いが充満してただろうなぁ、ってのが容易に想像できる光景。
しかーし、会場前にいる半数ぐらいがギャル!? と思ったら、お隣の会場の入場待ちのひとだったのね。

会場に入ると、すでにフロアはほぼ満員。
しかーも、3月のArch Enemyの時に感じたような、最近人気あるから見に行ってみようか、って人が多いような感じでもなく、気合い入りまくった感じの人ばかりでこの動員、ってのはスゴい気が。
かつてMotorheadのライブの時も感じたけど、こういう人たち、この20年間、普段どういう暮らしして、なんの仕事してんだろ。

そんな人ばかりだからライブ前からの盛り上がりはスゴい。
会場に流れるDarknessの音をかき消すように、開演はるか前からわき上がるSaxonコール。
これがテンション落ちることなく延々10分以上続き、盛り上がりが頂点に達したところでバンドが登場!!
まこりんが言うように、レッズサポが終盤劣勢のチームを鼓舞しようとPride Of Urawaを延々歌い続けたあげく、ロスタイムに逆転勝利した時みたいな盛り上がり。
こりゃ何やっても盛り上がるぜ、ってわけで(?)オープニングは、新譜からの曲、ってそれは予想してたけど、この曲なんてタイトルだっけ?(Atila The Hunです) ってくらい、前回ラウパの盛り上がりに気をよくしてか、いきなりマニアックな選曲。
しかーし、盛り上がりまくる観客。

このときバンドは、こりゃ行けるぜ、って思ったに違いないやね。もう、異常な盛り上がり。
ラウパの盛り上がりを、この小さな会場に押し込んだ感じで、もうオープニングでライブの成功は約束されたよーなもんだね。
盛り上がるって言っても、このモッシュやダイブが起こるわけではなくって、演奏をかきけすくらいのコールと、ヘドバンとメロイックサインの嵐。
立ってるのもやっとな状態なワシにとって、この整然とした盛り上がりはありがたいのであった。

選曲は、前回とは違って新しめの曲が多い感じ。
特に、LIONHEARTアルバムからの曲が多かったかな?
でも、過去の名作の中に新曲がちらばっても違和感なくって、いい曲が多いねぇ、てか、アルバムでは聞き流しちゃう曲でもライブ栄える曲が多い!!
とにかく現役でアルバムをリリースしてプレイし続けるバンドなのだ。

4日前にはロンドンで演って、移動してすぐ日本公演(しかも3夜連続)、時差ボケだーってフリで747を演奏したり(みなさんサビはちゃんと覚えよう)、ロンドンで演ったメドレーを特別に演ろうか、などと演ってみたり、てか、メイデンもそうだったけど、この人たちの体力は何?

一方ヘロヘロなワシは、3曲目のTo Hell Backあたりまでは曲順を把握していたものの、わりと序盤にぶきらっぽうなイントロからはじまったMotorcycle Manで、はやくもライブ終盤か? と勘違いするくらいの極限状態。
メロディアスなクインのソロでホッと一息ついて(でもアコースティックなパートで音が割れるのが残念)、でも名曲の数々に自然と体が乗ってしまって、そう、今回は脇腹もひねってて湿布をしてたりもしてたのだ。時折思い出してイテテテテ。
Strong Arm Of The Law とPrincess Of The Nightが続いた時には、もーこれで終わりだろう。かんべんしてください。
と思ったものの、まだまだ続く。
結局それから何回アンコールやったんだっけ?
本編より長く感じたアンコール。
まさか演ってくれるとは思わなかったワシのいちばんお気に入りの20000Feetで最後の力を使い果たし。。たと思ったけど、その後、これは外せないDenim And Leather。
さすがにこれで終わりだろー、と思ったらキレイなイントロからCrusader。まいりました。
しかしまだやる。
セレブレーションだ、ってゆうMCからトドメはBands Played On。
2時間超。ここ数年でいちばん盛り上がったライブだったな。バンドもよかったけど、最初っから最後までハイテンションを保ち続けた観客もすごかったです。
満足ー。

うー、しかし、今になって思えばあれもやってないこれも聴きたいってのばっかり。
えっ? また戻ってくるって? 毎回どこでもそう言ってるんじゃないだろうな。
また信じてしまうぞ。
今度は体調万全で望むから、5時間くらいやってくり。
ビフ、NHKのニュースに出てる場合ではないのだ。


ライオンハート

ライオンハート

  • アーティスト: サクソン
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 2004/10/21
  • メディア: CD



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コメント 2

まいる

おぉー!行ったのね。羨ましー。
祝日翌日には早く帰れませんって、で断念。
なんで日本では見られんのじゃーってとこ。
次は行けるよう根回しがんばるわ。
by まいる (2008-05-04 02:12) 

よたにぃ

つぎは秋の来日ラッシュに備えて、いまから根回しせねば。
てか、ちみのほうが、根回しじょうずじゃないか?(笑)
by よたにぃ (2008-05-11 19:56) 

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